インターネットであらゆる情報が、入手できる時代でも、やはりレシピ本を手にしてじっくり
読むのは、PC上とはまた違った楽しみがあります。
アメリカから帰国する時結構な量のレシピ本(←しかも現地で買ったので日本で買うより約2倍ぐらいしたもの
ばかり。。。)を売って手元に残ったのが数冊。
おしゃれで斬新なテーマのレシピ本も多くなり、何といってもタイトルがすっごくキャッチーなものが多い中、
私がお料理をするきっかけを作ってくれたのが、地味ながら中身のいっぱい詰まった、結婚当初からお世話になっている小林かつよさんのレシピ本。
あの頃は仕事も忙しかったけれど、本当によくお料理をしていました。
当時は、太平洋に面した海のそばに住んでいたので、(ちょうど前方に、アルカポネが当時禁止されていた
カジノを作った島が見えます)、夕日が沈むのを見ながら、ゆったりとお料理をしていた日々が懐かしく、
贅沢な時間だったと思っています。
仕事からの切り替えをするためにもお料理が欠かせなかったのかも。
そんないろいろな思い出も詰まったこのレシピ本。
献立を3皿ぐらい提案して、そのうちの一つについてのレシピが365日分書かれてあって、
食べ合わせや旬というものが少しずつ分かってきました。(まぁ、海外にいると日本の旬とは無縁ですがね。)
それからパンチェッタさんちのナポリ定食やパトリスジュリアンのカフェの2冊も長年使っています。
最近はもっぱら図書館で借りてきます。
行正り香さんの本は、お料理だけでなく
お料理にまつわる旅の話、各々のお料理に合う音楽やお酒も紹介されていて、
大好きです。会社員生活をしながら子育てをしてレシピ本を何冊も出していて、今は会社員は
辞められたみたいですが、多忙な生活ゆえお料理はとっても合理的だけど、子育てのエピソードは
心に響くものばかり。勇気をもらいます。
これからもずっと注目していたいです。
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さてと、今日のお昼は、自家製ガラムマサラで仕込んでおいたタンドリーチキンを
オーブンで焼くことにします。
来週の
カレー作りは25日でしたらまだ空席2ございます。(お友達同士でも、
お1人でも気軽にご参加ください。)
29日は満席です。
(0742)-24-3280